趣意書

 

この度、われわれ有志一同は現代社会における危険な事態の増加に対し平穏な生活が脅かされることに危惧を持ちました。とりわけ人から受ける不正な暴力に対処し、自己と自己の愛する者の法益を守る護身の技術を修練するために新たに日本護身拳法連盟を結成し、武道団体としての活動を開始しました。不条理な暴力によって、傷つけられて大きな障害が残ったり、また時には命までも奪われることが頻繁に引き起こされています。拳や蹴りなどの素手による攻撃、ナイフのような鋭利な凶器による攻撃、棒や杖などの鈍器による攻撃などに対して何とか無事にそこを脱しなければなりません。さもなくばたちまちそれまでの平穏な生活が覆されてしまうのです。ぜひ日本護身拳法を修練して最低限身を守る術を身に付けてください。

 

また同時に国内の拳法関連団体との連合体である「IKA JAPAN」(アイカ ジャパン)を通して、国際組織である 「IKA」(アイカ)と連帯し、協調して拳法界の発展と充実に寄与するとともに、安心で豊かな社会づくりの一翼を担う決意であります。

私たち日本護身拳法連盟には基本原則があります。

・護身の技術を修練する。

・礼法は合掌礼とする。

会員はこれらの基本原則と共に日本護身拳法連盟の会則を認めることにより活動が始められることになります。

私たちは、私たちの道で安心で豊かな社会を実現させるべく活動をしてまいります。

どうぞよろしくご理解をいただきまして、これからの活動を見守っていただくと共にご指導、ご鞭撻を賜りますよう心よりお願いいたします。

日本護身拳法連盟有志一同