日本護身拳法連盟 代表 川村 友喜

このたび、日本護身拳法の代表に就任致しました川村でございます。

このような大役を仰せつかるには、まことに微力でございますが、先輩各位ならびに会員の皆様のご助言、ご協力をあおぎ、運営に邁進してゆく決意でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

私が拳法と関わるようになったのは半世紀以上前の1960年代なかば、日本は高度成長期で生活水準も上昇し、ゆとりのある生活に向かっていました。

しかし、娯楽が少ない世の中であったため、余暇を利用して武道を習う人が増え、武道人口は全盛期であったと言えます。

当時は情報量も少なく友人からの情報がほとんどで、新聞、雑誌からの情報も稀にある程度でありました。

 

現在の世の中は多様性とインターネット普及により、多くの情報を発信、選択できるようになりましたが、大量の情報から必要情報を抜き出すのは大変であります。

したがって、日本護身拳法(JSKF)を普及させるには、世間に名称を浸透させる事が最も重要であると考えます。

 

日本護身拳法は国際拳法協会(ⅠKA)の中心的存在として世界を引っ張る立場にあり、それに見合った組織力、技術力強化が必要であります。

 

また、情報化社会でのツールを活用した情報発信を充実し、日本護身拳法の知名度向上と普及を推進する必要があります。

組織の発展のためには、会員全員が励まし合って、組織の隆盛に向けて努力を重ねたいと考えております。

最後に皆様方のあたたかいご理解並びにご協力を、心からお願い申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。

一般社団法人日本護身拳法連盟 代表 川村友喜